ブラック企業

最近、ブラック企業の記事が目に付きます。
ユニクロとかワタミとかローソンとか。
儲かってそうな会社ですよね。


まぁ、私が就職したのもブラック企業なんですがw
どのくらいブラックかというと、少なくとも若いときは、上記の企業で過労死認定された以上の労働はしてました。


残業は、常時月200時間を超えていました。
超ブラックでしょw
1年目は、休日に外出できたのは2日くらいかなぁ。。。
こんなにひどい職場環境でも、当時は、就職人気が3位で、早慶でも兵隊と呼ばれてました。
表と裏の落差があり過ぎですね。
面接の際、遅くても22時。通常20時って採用担当者から聞いていたのに、真っ赤なウソでした。
ちなみに、そのときのラインは
支店長(取締役) 東大法(53)←ニコニコ
副支店長 東大経(45)←小ずるい
     一橋法(42)←ダンディ
課長 早大政経首席(32)←超意地悪
課長補佐 阪大法(30)←おとなしい


先輩からは、労基署が入ってきたら、私用と言えと言われてました。
残業を実際の1割の20時間つけたら、上司から滅茶苦茶怒られたなぁ。
営業の先輩は、睡眠時間が毎晩4時間以下で、朝5時前に起きて仕事してました。
朝、職場にいた人が夜10時頃いないから、おかしいねーと探したら、トイレで過労死していたとか、忙しすぎて全然気付かない、そんな会社でした。


何より、他人のことをかまっている余裕がなく、職場が殺伐としてたのが辛い。
他人の成績を平気で横取りする先輩(印鑑押してない状態の業績票が他人の机に乗っていたのをパクって、自分の印鑑押すなど←一橋法)。
処理漏れの書類を後輩に突然渡して、支店内で大声で、後輩のせいにする人とかも(その後輩は、何のことか分からずにあっけにとられてました。)。上司に叱られ、咄嗟に、後輩に罪をかぶせたのでしょう。(←慶大経)
↑倫理観が欠如してます。


昼食食べられるのは、2日に1回。
5分で食べて、昼休み終了。
朝は、疲労でギリギリまで寝て、食事抜かすし、深夜に1食が多い感じでした。


衣料、飲食など競争の激しい分野であるにもかかわらず、成長を続ける企業は、おそらく従業員にしわ寄せがいってるんだと思います。
搾取する側とされる側。
労苦の実りを享受するまで耐えるのは大変です。
よほどの精神力と体力がないと無理ですよねえ。
馬車馬のように使役されるくらいなら、起業して頑張る方がましだと思うのですが、いざ踏み切るのは勇気がいるんでしょうね。