みずほ銀の反社

みずほ銀行の反社会的勢力への融資について、
隠蔽した責任者が、
当初、担当役員としていたのが、
常務になり、
副頭取になり、
実は頭取も知っていたと、
取材に耐え切れずに、次々ボロを出している感があります。


思うに、最初から知っていたんだろうなと。
TVでも、「知り得る立場」にありながら覚えていないというのはおかしいって、ニュースでやってました。
ホントに覚えてない程度にしか問題としていなかったのなら、逆に銀行全体として、頭取以下コンプライアンスの意識が希薄すぎるだろーって感じです。
反社融資が、大した問題ではないと認識していた証左ですから。


銀行は、融資で懐を握っているので、マスコミにも顔が利きます。
例えば、銀行強盗が入ると、信用不安が起きないよう、人事部等が新聞社などに働きかけ、緘口令を敷く(記事にしないようにする)のです。
こういうのは、やってる銀行は、秘密裏にやってるでしょう。
でっかい事件になると、抑えられませんが。
うまく抑えられたら、根回しした当人の手柄です。
(話はそれますが、銀行圧力のない報道でも、スポンサー、カネ、権力など何らかの要素で、常にバイアスがかかっていると思ってます。)


銀行は、基本的に、隠す体質だと思います。
どこの会社も隠すけど、その度合いは、普通の会社の比ではありません。


みずほ銀への改善命令は、約10年で7回目らしいです。
そろそろ、業務改善命令ではなく、停止命令をかけるべきじゃないかなぁ。
半沢直樹で、金融庁が悪者扱いなのが可哀想ですね。
銀行論理からすると、敵なのでしょうけど、国民からすれば逆です。